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経済学入門4

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どうもBです!
宣言通り前回の『需要と供給と価格』を深堀して、どうして価格が変動するのか?を今回は考えていきたいと思います。

では、早速!
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1.需要の変動はどうして起きる?


①流行が変化したとき

例えば昨年、流行ったタピオカドリンクなんてのは典型的で自宅で作ろうと市販のタピオカの品切れになっていましたよね。メディアなどで取り上げられた鯖缶や納豆なども記憶に新しいですね。そのような流行により需要が増えます。また、それまでの流行がすたれるので後に需要は下がります。



②代替品の価格が変化したとき

一般的に安い鶏肉は家庭でよく使われると思います。もしこれが輸入規制や、鳥インフルエンザのような要因で値段が上がり、豚肉や牛肉と値段が変わらなくなった場合、値上がり以前より豚肉や牛肉の需要が増えますよね。また、円高により牛肉が安く輸入でき、市場価格も安くなりやはり重要は増えますよね。



③人口が増減したとき

これは単純にモノやサービスを求められる数が増減するので需要量も変化しますね。


④所得水準が上下したとき

お給料が増えればやっぱりあれを買おう、外食しに行こう、旅行も行こうかなあ!っとお金を使う事が多くなりますよね。またお給料が下がれば当然、財布のひもが固くなり、つまり需要の低下につながります。


需要量の変化はみなさんもしっくりくる項目ばかりだと思います。
第3回でもお話しましたが、価格が上がると需要量は下がり、価格が下がると需要量は上がります。




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2.供給の変動はどうして起きる?


①自然環境が変化したとき


今回のコロナ禍でもさまざまなモノやサービスの供給の変化がありましたね。ニンテンドースイッチはネット上では倍の価格にまで跳ね上がっていましたね。
と、話がそれましたが一番多いのは農業が影響を受けやすいです。台風の被害により野菜の収穫量が少なくなったり、逆に、すごく天候がよく豊作になることもあります。などなどの自然環境での要因で供給量は変化します。



②技術が進歩衰退したとき


技術の進歩した時には当然、生産効率が上がりより多くの製品を作ることができます。
衰退と書いていますが例えば職人量が減れば生産数は減りますよね。衰退というよりか技術生産の減少ですね。



③コストの価格が変化したとき


コストとは、原料であったり人件費などの価格も含みます。
毎年最低賃金が上がっていますよね。そうすると例えばパートさんが10人いたのに5人に減ったならば当然生産量も減ります。



こちらも前回にお話しした通り、価格が上がると供給量は増え、価格が下がると供給量は減ります。
それらは上記のような要因が関係しています。

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3.価格統制
需要と供給のバランスによって価格の変動があるのですがどちらの要因でもなく政府が介入して価格規制を行うことがあります。
どういった時にどのような対策をするのか見ていきましょう。



①上限価格規制


これは価格の上限を決め、それ以上の価格で売ることを禁止します。
企業側は当然高い価格で商品を売りたい訳ですが、消費者はその価格が高いといいます。その時に政府が価格統制を行う事があります。
例えば、悪徳企業ばかりでマスクの供給が追い付いてない時に10万円で販売をしたとしましょう。不当な価格でしか消費者は手に入れることができなくなるといけないので、そんな時に政府が介入しマスクの販売上限金額を5000円までにする!と、不当な価格の高騰を抑えます。
正当な価格で買える点ではいいことかもしれませんが、当然供給側とすれば高く売るに越したことはないので価格上限を設定されると生産数を減らすかもしれません。それによりさらに品不足になるかもしれません。
さらには悪徳転売者がいればそれらを買い占めさらに高額で販売するかもしれません。




②下限価格規制


こちらは逆に価格の下限を決め、それ以下の価格で売ることを禁止します。
もし海外の大企業がお米を自国から輸入し大量に安売りするとどうでしょう。(ここではおいしいお米ということで思っていてください)
日本国内の農家のお米が売れなくなり農業自体が傾く恐れがあります。そのような時に不当な安値での販売を規制するのが下限価格規制です。
これで勝ち目のない価格競争を抑えることができ、農家の収入も激減することはないでしょう。
しかしこの設定された金額が消費者からして高いと思う価格だとすればどうでしょうか。
米離れが起き、売れなくなりますよね。そうすると農家の最低収入を保持するため国が買い取ります。
これで日本の農家は守られましたが、国は買い取ったお米を発展途上国に寄付をするとしましょう。
そうすれば発展途上国ではタダでお米を国民に配給します。すると今度はその国の米農家の収入が減ります。タダで配給するものを誰も買ってはくれません。



このように需要と供給だけではなく価格を規制してもちょうどいい価格とは難しいものです。
しかしこれらを理解していればあらゆるモノの価格の変動が理解できるようになるはずなので身近なもので考えてみてください!

ではまたー!

※このブログは私個人の分析、見解によるもので、投資を強要している訳ではないので、投資は自己責任でお願いいたします。また、クレーム等は一切受け付けていないのでご理解の程宜しくお願い致します。 スポンサーリンク